3月

もうすぐ春。暖かい日も増えてきた。福寿草も咲いています。


約ひと月入院していた母が1日他界した。
いまだ信じられない気持。
初七日、二七日、三七日…日々は流れて、
準備しなければならない事もその都度あって何となく時間は過ぎている。
どんな言葉を使っても母への思いは表現できない。
かなしい、さみしい、もう一度会いたい、話したい。


11日の震災。私は去年まで仙台に住んでいた。
離れるときに沢山の友人が見送ってくれた。
仙台、塩釜、石巻…ニュースで映像を見るのも辛い。
幸い皆生きている事は確認できた。よかった。本当に。
でも、自宅には戻れず親戚の家に避難していたり
ライフラインは止まっていたり
かつての職場はいつから営業できるかわからない。
私に何ができるんだろう。
会いに行きたい。皆に会いたい。


沢山の事がありすぎて
何をしていいのか。
目を閉じると母と過ごした病院の風景。
見た事もない宮城の状況。


仙台を離れて
母と過ごす事ができた。
去年の夏は小さな旅行に出かけた。
金婚式を姉妹と孫達でお祝いできた。
病院で最後まで付き添う事ができた。
災害を逃れた。
私だけごめんなさい。


何ができるのか考えます。
母に、被災地に。