ランチワインでお祝い

朝ごはんをセーブしてランチでお祝いすることにしました。第一洋食店。子供のころ家族と来たお店です。ウチの父は日曜も会社に行ってしまう人だったので旅行なんて当然無理。でも外食にはよく連れて行ってくれました。日曜の仕事が早く終わって「今日は苫小牧まで行くか!」となるとココです。店内は赤い絨毯、ステンドグラス、ちゃんとタキシードを着て、頭を固めて、黒い眼鏡をかけた男性が長い間ホールを仕切っていました。子供たちはミックスフライやハンバーグ。父はビーフシチュー。母は子供たちと同じものを食べていたような気がします。20年以上来ていなかったと思う。懐かしい。川上澄夫の版画もそのまま。子供のころに味わった大人のレストランの気分がよみがえってきましたよ。そんな話をnobuちゃんにしながら…

↑ミルク感たっぷりのサラサラしたポタージュ。

↑食器や銀のスプーン・フォークはあの時のまま。第一洋食店の名前が。

↑アタシはタンシチュー。nobuちゃんは仔牛のカツレツ。ちょっとピンボケだけど撮り直す余裕なしです。早く食べたい。

↑コーヒーカップもシンプル。これもピンボケ。

↑食事の後輸入家具の店でアンティークのカップ購入。いい日だったので記念品です。

味は昔ながらの洋食の味。今風の味ではないので好き嫌いはあるかもね。多分子供のころに食べていた味そのままです。今流行りの味に変えることもできるのだろうけど変わらないことって嬉しいね。
室蘭にもドキドキするレストランがあったなぁ。お肉の上にパイナップルがのっていてびっくりしたラ・クーポル。薄暗い店内にテーブルキャンドルがあったような。そのころ珍しかったオイルフォンデュが食べられたミューヘン。志摩のオニオングラタンスープも美味しかったよなぁ。ノスタルジックな結婚記念日ランチでした。